トライアスロンの基礎知識

トライアスロン大会時のゼッケンはどうしたらいい?レースナンバーベルトの使い方やタトゥーシールの貼り方について

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トライアスロンのレースの際は、ゼッケンの表示が必要です。レースナンバーともいいますね。二の腕に番号が表示してあったり、バイク、ヘルメットにシールを貼ったりしているのを見たことがあるでしょう。ゴールシーンでお腹のところにゼッケンがぶら下がっているのを見て、なんだろうと思った人もいるかと思います。

これらの着け方や失敗例、レース後にはどうするか、についてご紹介します。特に、着け方の間違いや着け忘れは、失格につながる場合もあるため、ここでしっかりポイントを押さえておきましょう。

レースナンバーの表示先について

改めてレースナンバーの表示先を考えると、次のようになりました。たくさんありますね。

  • 身体に直接表示
  • スイムキャップに記載(大会による)
  • ウェアの上からゼッケンを装着
  • ヘルメットに表示
  • バイクに表示

面倒そうですが、予め手順を確認しておけば、それほど難しいことでもありません。順にみていきましょう。

具体的な表示の仕方と後始末について

まず、大前提として、レースナンバーの表示の仕方は各大会で決められています。ですので、選手受付で大会パンフレットを受け取ったらよく読んで、説明会での話もしっかり聞きましょう。そのうえで、個々の作業手順のガイドとして以降の内容をご覧いただければOKです。

身体に直接表示

レースナンバーを身体に直接表示する方法ですが、大会から支給されたタトゥーシールを身体に貼るというのが最近は多いようです。マジックペンで手書きのこともあります。いずれにしても、いかにもトライアスロンといった感じで、気合が入るので個人的にはとても好きです。

なお、表示する部位は、二の腕が多数派です。たまに肘から下とか、ふとももとかの人も見掛けます。特に規定はないようなのでお好みで。下記のこぼれ話もご参考にしてください。

タトゥーシールの貼り方とコツ、よくある失敗について

タトゥーシールの貼り方については、必ず説明書がついてきますので、それをよく読むのが一番大事です。ここでは、ご参考までに一例を説明します。どこのものでも流れはほとんど同じです。

  1. 表示部位をきれいにします。(オイルや日焼け止めなどが付いているとシールが貼り付きません)
  2. タオルを濡らして水が垂れない程度に絞っておきます。
  3. シールは、硬い台紙、シール本体、透明の台紙の3層になっています。このうち透明の台紙を剥がし、表示部位に貼り付けます。(剥がしたとき鏡文字になっていること)
  4. 用意しておいた濡れタオルを、シール全体を覆うように当てがって、上から押さえます。そのまま30秒程待機します。
  5. タオルをめくってみて、硬い台紙が水を含んで身体に沿うようになっていることを確認します。【ここがコツ!】
  6. 台紙をそっと剥がします。これで完了!

コツは、硬い台紙に充分水分を含ませることです。

よくある失敗

よくある失敗についてご紹介します。予防方法、リカバリー方法は必見です。

  • 先に日焼け止めを塗ってしまう。
    面倒でも一度洗い落とすしかありません。タトゥーシールが貼れたら、再度日焼け止めを塗り直しましょう。この失敗を予防するには、大会当日のやることリストを枕元に用意するのがお勧めです。起床後にすべきことを、実施すべき順に記載し、起きたら無心でリストの通りに準備を進めるわけです。
    例えば、①顔を洗う②コンタクトレンズを着ける③レースナンバーを貼る④顔と体に日焼け止めを塗る⑤トライスーツ(レース用ウェア)に着替える、、、といった具合です。
  • シール本体が身体に密着せず、台紙と一緒に剥がれてしまう。
    硬い台紙が水気を含まないうちに剥がしたためです。または、タオルで充分押さえていなかったのかもしれません。剥がすのを中断して、もう一度濡れタオルで押さえ直せば、ある程度リカバリーが効きますので、落ち着いて対処してください。
  • 上下逆に貼ってしまう。
    自分で自分の腕を見下ろして貼る場合によくある失敗です。シールの数字が見やすいようにしていると、指先を上、肩を下としてしまい、結果的に上下逆となります。この失敗を予防するには、鏡を見て貼ることです。鏡を見れば貼る位置や角度の確認も併せてできますので、お勧めです。

なお、貼るのに失敗して数字が崩れたり、逆になってしまっても、それで失格になったという話は聞いたことがありませんので、ご安心ください。記念撮影の際にちょっと格好悪いぐらいだと思います。

マジックで記入する場合

タトゥーシールの配布がない場合は、前日受付の際に番号を記入してもらうことになります。予めどこに記入してもらうか決めておき、袖や裾を捲り上げたりして、順番が回ってきた際にスムーズに対応してもらえるように留意しましょう。

こぼれ話

二の腕のレースナンバーは、袖ありのウェットスーツを着ると、完全に隠れてしまうんですね。スイミングキャップ(これも大会から支給されます)に記入してある場合もありますが、小さくて見辛い。

かくして、スイムパートの選手はほとんど誰が誰だか見分けがつかない事態となります。

まあ応援の人には諦めてもらうとして、残念なのは写真。ある程度の規模の大会だと、プロのカメラマンが撮ってくれた写真を後で購入できたりします。マラソン大会でもおなじみかと思います。でも、真っ黒のウェットスーツにお揃いのスイムキャップにゴーグル・・・誰が誰だか。

話が脱線しましたが、そういうわけで、袖なしのウェットスーツにすると腕のレースナンバーが見えるのはメリットと言えるかと思います。

こぼれ話2(日焼けの悲劇)

日焼けにまつわるエピソードをご紹介します。

  • 二の腕に見事に焼け跡が残ってしまい凹んでいたら、囚人みたいでワイルドでカッコいい!と美容師のおねーさんに大受けでした。
    褒められたと思って良いのかどうか…。
  • トライスーツが半袖だからと、肘から下にナンバリングしたビジネスマン。
    ナンバーが焼け残ったせいでワイシャツの袖まくりができないと嘆いていました。
  • 焼け残りが嫌だからと、二の腕に念入りに日焼け止めを塗ったものの、肩に塗るのを忘れるという大失敗。(いわゆる「ランニング」型で肩が大きく露出するタイプのウェアでした)
    肩は真っ赤に日焼けして、当分の間は衣服が擦れてヒリヒリ痛む羽目に。

いずれも笑い話ですが、せっかくなので先人の苦労に学びましょう。

落とし方

タトゥーシールもマジックも、入浴時にタオルでごしごしこすれば落ちます。

ただし、シールの場合はくずが出るのと、タオルが汚れます。レース後に会場近所でお邪魔したあるスーパー銭湯では、シール落とし用のウエスが用意されていました。レンタルタオルが汚れるのを避けたいとのことです。他所の入浴施設でタオルをレンタルする際には、汚さないよう配慮が必要だなと思いました。

なお、ガムテープで一気に剥がすという技を仕入れましたので、次のレースで試してみたいと思います。

スイムキャップに記載

上記でも少し触れましたが、大会から支給されるスイムキャップに、番号がマジックで記入されていることがあります。自分で記入せよ、という大会に出たことはありませんが、案内資料をよく読んで、準備に漏れがないようにしましょう。

 

ウェアの上からゼッケンを装着

ウェアの上から装着するためのゼッケンが大会から配布されます。安全ピンが同梱されてはいますが、レースナンバーベルトというグッズを使うと便利です。

これは、幅広ゴムでできたベルトで、ゼッケンを1枚のみ取り付けられるようになっています。ゼッケンを取り付けた状態で胴に巻き、バイクパートではゼッケンを背面に、ランパートでは前面に回します。安全ピンは面倒だし、ウェアに穴が開く点も気になりますので、それを使わずに済む点がいいです。

なお、トライアスリートはシーズンオフの冬季にはマラソンランナーに転向する人が多いですが、ここでもレースナンバーベルトが活躍します。ウィンドブレーカーを着る時に、いちいち安全ピンを外してゼッケンを付け直す必要がないのです。それにやっぱり安全ピン自体を回避できるのがいいです。

レースナンバーベルトへのゼッケンの取り付け方

レースナンバーベルトからは、ゼッケンに通すための2本のゴム紐が出ていて、それぞれにプラスチック製のストッパーが付いています。ストッパーを抜き取り、ゴムをゼッケンの穴に通し、再度ストッパーを付けます。左右のバランスを見ながらストッパーの位置を調整したら、取り付け完了です。

なお、ゼッケンの隅(四隅のうち上側の2か所)に、穴が開いている必要があります。最初から開けてあるとは限らないため、大会参加時の荷物には鋏を入れておきましょう。ゼッケンの角を内に向かって三角に折り込み、折り山に切り込みを入れればOKです。几帳面な人は丸く切り抜いたりしますが、管理人はちょきっと切り込みを入れるのみです。

穴開けパンチを持参するよう教わりましたが、100円ショップの安物ではゼッケンの丈夫な素材に歯が立たず、大手文具メーカー品は嵩張って重いため、鋏方式に落ち着いています。

レースナンバーベルトと、ゼッケンの取り付け方。左上の角に、鋏で切り込みを入れてみました。

なお、レースによっては、ランの際に前後ともゼッケンを表示するよう指定されていることもあります。この場合、ゼッケンが1枚だけだと失格になりますので、注意してください。レースナンバーベルトがあれば、1枚は上記の通りに装着し、もう1枚はレースナンバーベルトに安全ピンで取り付けるのがお勧めです。

ヘルメットに表示

シールが大会から支給されますので、それを指示通りに貼ります。ヘルメットの前面のみでOKな場合もあれば、前面と左サイドに貼るという場合も。また、バイク用のシールも同じ台紙にレイアウトされていることが多いため、「どのシールを」「どこに貼るか」を間違わないよう注意してください。

剥がす際は、破かないようそっと慎重にしましょう。糊が残ってしまった場合、パーツクリーナーを使用すれば綺麗にできます。パーツクリーナーが無くても、洗車時のケミカル剤を色々試してみては?(ただし、塗装を傷める恐れがありますので、説明書きをよく読んで、しっかり判断したうえで行ってください)

バイクに表示

ヘルメットに表示する場合と同様、シールを貼ることが多いです。剥がし方も、ヘルメットの項を参考にしてみてください。

左右両面に貼る場合は、シートポストを挟むようにしてシール同士を貼り合わせるのが簡単かつ剥がれにくいかと思います。左サイドのみの場合は、シールをぺったり貼り付けられるような平面がおそらくないので、フレームを上手に利用する必要があります。レース中に剥がれてきた場合、スポークとか自分の脚に干渉したりするとパタパタ音がしてうるさいし、万一脱落してしまうとゴミになるので、剥がれないよう工夫して貼ってください。

ゼッケンシールは元は四角い形ですが、フレームに巻き付けて貼ったため三角になっています。

フレームの塗装へのダメージをとても気にする人や、格好よく決めたい人は、ゼッケンプレートという部品を導入していました。「プレート」にゼッケンシールを貼り、「ホルダー」でバイクに固定する形です。

まとめ

トライアスロン大会でのレースナンバーの表示に際し、タトゥーシールの貼り方、ヘルメットやバイクへのシールの貼り方の注意点、レースナンバーベルトの使い方などについてご紹介しました。

ただ、繰り返しになりますが、一番優先されるのは、当然ながら各大会にて設けられたルールとなります。レース開始後にルール違反が発覚すると、失格になってしまうおそれもあります。ですので、仲間が一緒にいれば、ルール通り表示できているかをお互いに点検するといいですね。もし一人でも、他の選手達と自分でレースナンバーの表示の仕方が違ったりしていないかを観察するのがおすすめです。

この記事でしっかり予習して、余裕をもってレースに臨んでくださいね。

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