池江璃花子選手といえば、2016年リオデジャネイロオリンピックにて100メートルバタフライで5位入賞を果たした、競泳選手ですね。当時なんと弱冠16歳でした。現在19歳にして、50、100、200メートル自由形と50、100メートルバタフライの日本記録保持者です。
そんな素晴らしい成績を持ち、2020年東京オリンピックでの活躍も期待されていた池江璃花子選手ですが、2019年2月に白血病と診断されてしまいました。当時大変な話題となりましたが、では、最新の病状はどうなっているの?また、どこの病院で治療しているの?慶応って聞いたけど本当?といったことについて、今回は調べてみました。
では順にみていきましょう。
池江璃花子、病院は慶応?
池江璃花子選手の入院先についてですが、実は当初入院した病院から、より白血病治療の経験値が高いとされる日本屈指の私立総合病院に転院していたそうです。最新の白血病治療が受けられることでも知られているという、都内にある有名病院とは?
・・・記事タイトルで既に明かしちゃっていますが、慶応義塾大学病院ですね。
どこかで聞いた覚えがありますか?実は、2017年6月に乳がんで亡くなった小林麻央さんが信頼を寄せた病院でもあります。政界、財界、芸能界、文化・学者界のVIPないし著名人が入院することでも有名な病院なんですよ。

引用元:https://www.rikako-ikee.jp/
もうちょっと、慶応義塾大学病院についてみてみましょうか。
慶応義塾大学病院は1920年、福澤諭吉の令により、帝国陸軍の援助のもと、北里柴三郎が指揮をとって慶應医学部とともに開院しました。
今や、医学界を東大と二分する一大勢力・学閥を形成しています(全国の医学部教授輩出数は、東大、京大に続いて第3位)。高度の臨床医療技術を誇り、その実力は日本一との定評があります。
慶応義塾大学病院といえば白血病の最新治療が受けられることで知られていて、臨床結果も圧倒的に多いです。しかも骨髄移植にも積極的で、施設面でも充実しているうえ、何より白血病治療の名医がいると評判です。
どうでしょう、日本で白血病治療を行うにはこの上ない環境に思えますよね。池江選手は一日も早い回復を目指して、この慶応義塾大学病院に転院を決意したそうです。
また池江璃花子選手の活躍が早く見られるよう、応援したいですね。
池江璃花子の最新の病状が気になる!
2019年2月に白血病を公表した池江璃花子選手ですが、最新の病状はどんな具合なのでしょうか。
実は2019年12月に、退院したそうなのです。しかも翌年3月には、プールに入る姿も!発病以来、実に406日ぶりとのことです。良かったですね!
すごく嬉しそうな、子供のような笑顔ですね。
ところで、写真の下の、池江璃花子選手本人のコメントにご注目。新型肺炎の大流行の収束を祈る言葉がありますね。自分自身が選手生命を脅かされるほどの病気に苦しめられているのに、他人を気遣うことができるというのは、大変な心の広さだと思います。
さて、退院したとはいえまだ完治したというわけではないようで、今後も通院による治療は継続する必要があるそうです。
でもご安心ください、競技活動については医師と相談しながら進めていけるそうです。池江璃花子選手、復活への第一歩ですね。当面は、陸上でのトレーニングを中心とした体力づくりをコーチとともにスタートしていくということです。
ではここでとっておき、池江璃花子選手の直筆メッセージをご覧ください。
気になるオリンピックについては、(2020年東京オリンピックは事実上断念せざるを得ないと思いますが、)2024年パリオリンピックへの出場、さらにはメダル獲得を目標に頑張っていきたいということです。なんとも頼もしいメッセージで、嬉しくなりますね。
ちなみに、新型コロナウイルスのために東京オリンピックが1年延期になってしまったので、もしかしたら間に合うのでは!?というファンの声も聞かれますが・・・焦りは禁物。他のライバルだって育ってきます。
大病から見事生還した池江璃花子選手には、身体を気遣いながらゆっくりじっくり取り組んでもらいたいと思います。
まとめ
池江璃花子選手の入院していた病院は、慶応義塾大学病院でした。実力日本一との定評があり、古くから多くのVIPが入院し、何より白血病治療の名医による最新治療が受けられる病院だということで、一日も早い回復を願う池江璃花子選手が転院先に選んだのも納得ですね。
そんな病院の支えと、池江璃花子選手自身の頑張りもあって、最新の病状としては寛解状態、なんと退院を果たしました。池江璃花子選手は今後は通院治療を続けながら、2024年のパリオリンピックを目指すそうですよ!
大病を乗り越えてますます頑張る池江璃花子選手をこれからも応援していきたいと思います。