道具や大会の選び方

トライアスロン初心者の自転車選び、3つのポイントとは?

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トライアスロンを始めようというとき、自転車の選び方で困るのではないでしょうか。高価なものだから失敗したくないし、調べても専門用語が出てきたりしてよく分からないし、すごいベテランの人の意見は自分に当てはまる気がしないし・・・。

そこで、トライアスロン3年生の管理者が、初心者目線で自転車選びのお手伝いをしたいと思います。ポイントを3つに絞りましたので、忙しい人はそこだけでもチェックしてみてください。(目次からジャンプできます)

そもそも必要なの?自転車ならあるんだけど!

スポーツ自転車が必要です

ママチャリでは残念ながら大会に出られません。マウンテンバイク、クロスバイクもおそらく無理ですが、大会事務局に問い合わせる余地はあるかもしれません。が、あんまり楽しくないと思いますよ。せっかくトライアスロンを始めようと思ったんだから、ここは思い切って買ってしまいましょう。

トライアスロンのために思い切って買ったロードバイクです。格好良いでしょ?

買わなきゃだめ?とりあえずレンタルでもよくない?

すぱっと買って、じっくり乗りこなしていきましょう

ロードバイクは、フィッティングが肝心です。体格に合わせてフレームサイズを選び、サドルの高さやハンドルの遠さを微調整するということです。フィットしていないロードバイクは、乗るのが苦痛です。速く走るとか長時間走るなんてとんでもない。

そういう繊細な乗り物ですので、もし、借りたロードバイクが乗りにくかった場合、自転車が悪いのか、フィットしていないためなのかは判断がつかないでしょう。よって、初心者の人がレンタルでロードバイクを試すのはかなり困難だと思います。

また、フィットした自転車でも、上手に乗れるようになるには相当な練習が必要です。なので、まずは自転車を用意するところからと考えてほしいと思います。

色々種類があるようだけど、どれがいい?

TTバイク(タイムトライアルバイク)

TTバイクの「TT」は、タイムトライアルの意味ですね。トライアスロンのTではありません。でもトライアスロンの自転車というとよく出てきますよね。なぜか?平坦かつ直線のコースでの単独走、というスタイルがトライアスロンにも通じることから、好まれるようです。

ただ、タイムトライアル用というだけあって、いわゆる直線番長。真っすぐ高速で走るのは得意ですが、小回りがききにくいためカーブは苦手、車重が重いため上り坂も苦手。狭い日本のコースとは相性が良くありません。よって、初心者の人にはあまりお勧めしません。(宮古島のように、相性の良いコースもないわけではありません。が、多くはないです。)

でも、いかにもトライアスロンといった風情で、格好良いんですよね。どうしても形から入りたいタイプの人は、頑張って練習して乗りこなしてください!また、ロードバイクに慣れたので2台目として選択する、という人も多いようですよ。2台あるとコースによって自転車を選べるようになるので、良いですね。

なお、さっき言った平坦かつ直線で・・・というのは、トライアスロンの聖地、ハワイのコースのことです。いつかは走ってみたいですね。もちろんTTバイクで。(お勧めしませんが、憧れではあるのです。)

トライアスロンバイク

トライアスロンレース専用の自転車です。ロードレースには出られません。(もし、ロードレースにも出たいかも?と思っている人は、選択肢から外しておきましょう。)

どういうことかというと、自転車機材に関するルールは、ロードレースよりトライアスロンの方が緩やかです。そのため、ロードレース用では許されないような自由な発想で(楽に速く走るために)設計された、でもトライアスロンのルールには沿っている、という自転車がトライアスロンバイクとなります。

こちらも、初心者には扱いにくいことが多いと思いますのでお勧めしません。そもそも、初心者が手を出そうと思うお値段ではないことがほとんどですが。

ロードバイク【ポイント1】

ロードバイクは、他の2種類に比べるとオールラウンダーと言えます。一番普通に売っていますし、お値段もピンキリ、選択肢もたくさんあります。この記事では、こちらを全力でお勧めします。

当然、初心者の人むけなので乗りやすいものをお勧めする訳ですが、乗りやすいということは大事なんですよ。レースのために自転車を買うとはいっても、レースって1年に数回ですよね。では練習は?毎週土日に自転車に乗るとしたら、それだけで100回近くになりますね。練習では普通、公道を走ると思います。また、練習場所への移動の際にもその自転車に乗る人が多いかと思います。

要するに、公道を走る機会が圧倒的に多いのですね。これで、自転車がコントロールしにくい、乗りにくいものだったらどうでしょう。練習に行くのが億劫になってしまいますね。

もちろん、折角トライアスロンを始めるんだから!と、最初からTTバイクを選んだ人もいます。その人の場合は、練習場所までは自転車を車に積んで移動していました。また、自転車の練習はシーズンの少し前からシーズン中のみで、オフシーズンは一切自転車に乗らないそうです。無駄に走って転倒しても困るし、自転車で走ること自体は別に楽しくないし。と話していました。
人それぞれですが、せっかくの自転車がもったいないなあと思ってしまいます。

少し脱線するかもしれませんが、ロードバイクに乗っていると、トライアスロンレース以外の楽しみ方に出会えます。ヒルクライムをしたり、琵琶湖一周のようなチャレンジをしたり、新年早々遠出して初詣に行ったり。こういう場合も、ロードバイクの方が気軽に出掛けられると思います。

せっかく買うんだから使い倒そうよ!・・・もしくは、色々な状況を経験して、不測の事態にも対応できるようになりましょうよ!という主張です。

ロードバイクをどこで買う?

ネット通販全盛期ですが、店頭を推しますよ【ポイント2】

買わなきゃだめ?のところでもお話ししましたが、ロードバイクはフィッティングが肝心です。ので、お店に行って、目的を説明して(「トライアスロンのレースに出るんです!」)、適したサイズの自転車を選んでもらいましょう。お勧めのモデルも教えてもらえます。

なお、お店で自転車を購入することのメリットとして、大抵の場合はその後の点検整備を無償でしてもらえるということがあります。(故障時の修理や部品交換などの作業は当然有償ですよ)

レース前後にはメンテナンスをお願いしますし、練習である程度の距離を走ったらまたメンテナンスして、と、ママチャリでは考えられない位の頻度でメンテナンスに出すことになります。無償だと気軽に預けることができて良いと思います。

もちろん、お店に手持ちの自転車(通販とか、オークション、お下がりなどで手に入れたもの)を持ち込んでも、調整やメンテナンスはしてもらえるはずです。(というより、もし嫌な顔をされたら、もうそのお店には無理して行かなくていいでしょう)

お店の選び方って?

いわゆるプロショップが良いでしょう。「ロードバイク プロショップ 大阪」などで検索できます。メンテナンスでよく訪ねることになるので、行きやすい立地だと便利でいいかもしれません。居心地が良いことも大事ですね。練習会やイベントをよく企画しているお店も良いと思います。

トライアスロン用品を置いている(トライアスロンコーナーがある)と尚良いです。そういうお店はきっと、トライアスロンチームがあるか、練習会をたまに開催しているか、店員さんでレースに出る人がいるか、どれかには該当するはずです。自転車だけでなくトライアスロンについても色々教えてもらえますので、自主練派の人には特に心強いでしょう。

ロードバイクの選び方は?

見た目が最重要【ポイント3】

メーカーとか、素材とか、どこのプロチームが採用しているとか、トライアスロン界におけるシェアとか、色々あるかもしれませんが、はっきり言って見た目で選ぶのが一番間違いがないです。お気に入りのバイクでテンションが上がるのが何より大事です。例えばラッキーカラーのバイクを選んで、ウェアや小物で色を合わせておしゃれに決めるとか、考えるだけでもワクワクしませんか。

どんどん乗って、性能的な面で物足りなくなってきたり、腕が上がったり、記録を気にするようになってきたら、その時には買い替えを検討すればいいのです。

予算その1:予算に含めるべきものについて

ヘルメットとフロアポンプ、アイウェア(サングラス)は、とにかく必要です。自転車と一緒に購入すべきなので、予算に含めてください。

ヘッドライトとリアライトもおそらく必要です。ペダルは、とりあえずフラットペダルのままでもいいと思いますが、もし早速ビンディングペダル(シューズを固定できるようになっているペダル)を使いたいなら、ペダルそのものの他に、専用シューズとクリート(シューズをペダルに固定するための消耗部品)が必要です。あと、パッド付きの専用ウェアが必要です。サイクルメーターもじきに必要になります。

これらを考えると、当初予算より3万円~5万円マイナスした額が、自転車に充ててもいい額ということになります。ここを意識しておかないと予算オーバーの憂き目を見ることになりますので、ご注意ください。(ちなみに、DHバー(肘置き+その際に握るためのバー)とかトライアスロン向けサドルなども上記には含まれていませんよ!)

予算その2:フレームとコンポーネントの配分について

自転車は複数のパーツからできていますので、それのどこにお金を掛けますか、という話です。初心者の人ということで、完成車を買う前提でお話しします。

まず完成車の説明からしましょうか。

ロードバイクというものは、フレームがあって、コンポーネントという大事な部品群があって、その他ハンドルやサドル、ホイールがあって、それらの組み合わせでできています。

それぞれのパーツを一つ一つ選んで組み合わせ、自分だけの一台を作ることもできますが、手間だし高くつくこともあります。初心者なら、選び方もよく分からないし、大変ですよね。お任せで!と言いたくなります。そこで、フレームのメーカーが各パーツをバランスよく組み合わせ、全部込みで価格設定をしたものを販売しています。これが完成車です。

バランスよくとは言いましたが、フレームにもコンポーネントにもグレードがあり、組み合わせ方は多岐にわたります。完成車AとBで値段が同じ場合でも、完成車Aはフレームは松竹梅の竹、コンポーネントは中の下。完成車Bはフレームは松竹梅の梅、コンポーネントは中の上。という事態が発生するわけです。

詳しい人向けに言うと、完成車Aはカーボンフレーム+sora、完成車Bはアルミフレーム+105、といった具合です。ざっくり過ぎると怒らないでくださいね。わからない人はあんまり気にしなくてもいいですよ。

で、どっちがいいの?という話ですが、この場合は完成車Bをお勧めします。コンポーネントの性能が良い方を選びましょうということです。なぜなら、コンポーネントにはブレーキが含まれるためです。

自転車にしばらく乗って慣れてくると、大抵また新しい自転車が欲しくなります(本当ですよ!)。大きくは、見た目かブレーキの問題です。

コンポーネントが初級編のものを選んでしまった場合、スピードが出せるようになると同時に、ブレーキの効きに不満が出てくるケースが多いようです。安全に直結しますので、じゃあ性能の高いものに交換するしかないかとなるわけです。1台目のお値段にプラスアルファです。これが見た目の問題なら、次は思い切ってTTバイクを買うか!などとなります。もはや2台目の話です。

そういうわけで、ロードバイクを選んでいて、2台のうちどちらにするか決めかねている、という場合で、コンポーネントのグレードに差があるなら、良い方にしておくと間違いないでしょう。(といっても、「105」であれば充分かと思います。よく分からない人は店員さんに相談してみてください)

予算その3:当初予算に全力投球しないこと

その1で挙げたのは、とにかく乗り出すために最低限必要なもののみです。いざ乗り始めると、交換用タイヤチューブや洗車用具などの消耗品、車載工具やボトルなどの携行品、季節ごとのウェア、軽くてカッコいいホイール(!)など、必要なものや欲しいものがわんさか出てきます。ロードバイクは金喰い虫と心得てください。(色々欲しくなる頃には、お買い物自体が楽しくなっているはずですが・・・良いのか悪いのか、ですね。)

トライアスロン初心者の自転車選びの3つのポイントとは?

トライアスロン初心者の自転車選びの3つのポイントについておさらいすると、

  • ロードバイクを選ぶこと
  • プロショップで相談のうえ購入すること
  • 見た目で選ぶこと!

となります。ベテランの人からは異論も出そうですが、あくまで初心者の人がスポーツ自転車を楽しむことを第一と考えた場合ということです。楽しいことは、練習を続けるための何よりのモチベーションになりますよね。

トライアスロン初心者の皆さんがお気に入りの自転車に出会えるように、当記事でご案内した選び方がお役に立てますように。あと、いくらロードバイクが速くて楽しくても、スピード出しすぎにはご注意ください。

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